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文化庁芸術祭大賞について


12月25日に平成26年度(第69回)文化庁芸術祭賞が発表となり、11月1日に横浜能楽堂で行われた企画公演「琉球舞踊 古典女七踊」が大賞に選ばれました。同公演では、志田房子が「本貫花(むとぅぬちばな)」に出演をいたしました。

 

文化庁では、広く一般に優れた芸術作品を鑑賞する機会を提供するとともに、芸術の創造と発展を図り、我が国文化の向上と振興に資するため、昭和21年から芸術祭を毎年実施しています。

 

横浜能楽堂は、2011年「沖縄残月記」、2012年 沖縄本土復帰40周年記念「琉球芸能 本土に咲く華々」等、出演をさせていただいており、重踊流とも浅からず縁のある劇場でございます。
文化庁からの報道発表より、〈受賞理由〉を抜粋・ご紹介させていただき、今後の精進の糧と致したく存じます。

 

〈受賞理由〉

「今日の琉球舞踊界を代表する名手七人が各人各様の古典女七踊の品格ある優美さを余すところなく発揮し、傑出した舞台成果をもたらした。一点一画もゆるがせにしない七人の高度な技術は戦前の名人たちからの型の堅固な継承を確信させつつ、ことに旧来の女形(おんながた)

と戦後に台頭し新たな境地を開拓した女性舞踊家たちの芸を一堂に会した企画によって“伝統の再創造”という観点からも上演の意義は極めて大きい。」

 

「琉球舞踊 古典女七踊」

2014年12月30日